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2008年4月15日(火)
(財)国民保健会ウェブサイト開設

財団法人国民保健会の歩み

~発足の経緯と本会が取り組むべき方向~

創立者・初代理事長 玉盛栄八

創立者・初代理事長 玉盛栄八

財団法人国民保健会は 金融恐慌の余波が未だ冷めやらぬ昭和5年(1930年)に 産業の振興と日常生活の安定を標榜して設立した共済組合組織「商工奨励会」の一部門として 相互救済の保健活動を始めました。

創立者の玉盛栄八には予てより 「わが国民が欧米人に劣らぬ体位の向上を得る」という願いがありました。国威の発揚 戦闘能力の向上にも寄与できるものとの考えに基づくものでした。「商工奨励会」は それを確たるものにする下地づくりの一環でもあったわけです。

こうした考えのもとに本会は 戦時中に於いては 新設した全寮制の「心泉義塾中学校」を中心に青少年の心身鍛錬に当たり 戦争末期には罹病罹災者の救済に努め 終戦直後は戦災孤児の保護と生活困窮者への無料施療に注力しました。

激動の昭和も30年代半ば頃には漸く落ち着きを取り戻し この頃から健康の維持向上 老化の防止に情熱を傾けるようになりましたが 初代理事長 玉盛栄八は47年に他界しました。その後 時を経て平成12年には 「健康日本21」と介護保険法が施行されるなど 半世紀以上も前に描いた想いが 今や形を変えて実現しつつあるものと申せます。

しかし 増え続ける国民医療費の抑制 少子高齢化の進展に加え 地球温暖化に伴う環境異変 青少年非行の横行など 保健に係わる問題を広義に捉えていくと むしろ深刻さを増しているのかも知れません。本会の進むべき方向として こうした問題との取り組みをも進めていかねばならぬと考えております。